結婚式、手続き、ビザ、在留資格、生活等…
近年、あらゆる地域、あらゆる場面で中国人と接する機会が増えた。付き合いが増えれば中国人の結婚式に招待される機会も出てくる。また、良い異性と巡り合い、国際結婚に発展する人も多い。
容姿も似ており、似通った文化も多々あるが、「近くて遠い国」と表現されるように、その文化、風習、価値観などは、まるで真逆といってもいいほど大きく異なる。例えば、日本では当たり前に書くご祝儀の「寿」の字も、中国ではNGである。それを知らないと、せっかくの祝宴で相手に不快な思いをさせてしまう。
当コンテンツは、中国人と国際結婚する人だけに限らず、ビジネスやプライベートで中国人と交際する人にも役立つ情報を集めたものである。
目次
中国人の結婚観
伝統的な中国人の結婚観と、現代中国人の結婚観
- 価値観の変化
- 中国人女性の結婚観
- 中国人男性の結婚観
中国の伝統的な結婚
近年、廃れつつある、中国の伝統的価値観に基づいた昔ながらの結婚式
- 中国の伝統的な結婚式
- 納彩…男子側から女子側に結婚の相談を申し出ること。
- 問名…女子の名前と生年月日時を記した手紙を渡す儀式。
- 納吉…占いで「吉」と出て結婚が成立すること。
- 納清…結納に相当する儀式。
- 清期…占いで決まった結婚式の日取りを新婦の家に連絡する儀式。
- 親迎…新郎が新婦を迎えに行く儀式。
- 新婦を迎える準備
- 真紅の新婦の装い
- 花嫁を迎える儀式
- 結婚の宣言
- 祝宴
- 酒を交わす
- 実家挨拶
- 八字が合う…双方の生年月日時で占う婚姻占い。
現代中国の結婚
市場経済の発展で変わりつつある中国の結婚式。
同じ中国でも、都会と田舎ではこんなに違う!
- 文明婚への変化
- 結婚の自由とビジネス化
- 面子と拝金主義
- 婚活
- 婚約
- 結婚と法
- 式のスタイル
- 結婚式場
- 親迎
- 現代中国の結婚式
- 婚礼衣装
- 結婚の儀式
- 祝賀宴
- 式の日取り
- 式を午後に挙げるのは縁起が悪い
- 招待客と招待状
- 招待客の服装
- 贈り物・ご祝儀
- 「寿」の字はNG
- 閙洞房
国際結婚の手続き
中国人と国際結婚するために必要な書類、手続き、方法。
中国人配偶者が日本で暮らすために必要なビザと在留資格の知識、手続き、必要書類、方法。
中国人配偶者が日本で暮らすために必要な書類、手続き、方法。 子供に関する手続き等 残念なことですが、もしも離婚してしまったら… 中国人と国際結婚した場合の問題点。 中国人との国際結婚に関する法規や通達、関連サイトのリンク集等 ※ おことわり 日中間の交流は、ビジネスとプライベートを問わずますます増え、いろいろな場面で中国人と交流するようになった。この日本にも、正規滞在者だけで70万人近くの中国人がいる。こちらが望まなくても、何らかの形で中国人と接することになる。ビジネスや留学などで中国に滞在すれば、当然にしてより多くの中国人と交流することになる。日本や中国以外、いわゆる第三国で出会うこともある。なにせ相手は全世界の人口の5分の1近くを占める中国人である。 文化も風習もまったく異なる国の人間がうまく付き合うためには、お互いが相手の文化や風習を理解する必要がある。結婚式に招待されたとき、あるいは中国人と国際結婚をするとき、日本人の感覚だけで判断や行動をすると、恥をかいたり、相手に不快な思いをさせてしまう。そうならないために、相手国の文化や風習、流行、社会情勢などは、是非とも知っておきたいものである。 近年、地方の中国人女性は都市の男性との結婚を望む傾向にある。これは結婚によって都市戸籍が簡単に得られるからである(都市戸籍を取得すると就職、税金面等で有利となる)。また、大都市(特に上海)の中国人女性は、外国人男性との国際結婚を望む人の数が増えている。これは、中国を出国して、経済的に安定した生活を送りたいという単純な理由によるものが多い。 中国人というだけで白い目で見られる。どこに行っても犯罪者扱いされる。金の亡者のように言われる。ビザ目当てと白い目で見られる。よく耳にする中国人の「ぼやき」である。 中国人と交流する人、あるいは国際結婚する人は、相手の文化や風習をよく理解し、けっして偏見を持たないことが大切である。 当コンテンツが、少しでも日中の交流と発展の役に立てれば幸いである。
在日中国人と日本人が結婚する場合
ビザと在留資格
日本で暮らす
親子関係
離婚
国際結婚の問題点
参考
中国での結婚スタイルは、各地域により異なりますことを予めご了承ください。
また、手続き等に関しましても、各地域により若干異なる場合がございますので、中国人との国際結婚をお考えの方は、各国大使館、関連機関、関連団体、国際結婚専門サイト等にて、現地の最新情報を入手されることをおすすめします。
これらの多くは、中国の制度上の問題に起因しているのだが、制度というものは簡単に変わるものではない。戸籍制度の改革も進められてはいるが、今すぐ全人民に完全な自由が与えられるわけではない。したがって、このような状況は当面続くと思われる。しかし、これらすべてを「拝金主義」の一言でかたづけてしまうことは危険である。よく話題になる偽装結婚も、拝金主義だけによる産物ではない。